自然のしくみと寄り添う家山梨県北杜市
パーマカルチャーデザイナー/ソイルデザイナーである住まい手の四井真治さんは、「循環の家」を創る仲間の一人。譲り受けた24坪の母屋に、敷地内の高低差を利用し、渡り廊下でつながった21坪の新宅を増築しました。自然の営みの中で生きていることを意識してきたご夫妻が選んだのは自然素材。食べるもの、身に着けるものと同じように、住まう空間もなるべく自然に負荷をかけないものでつくりたいと考えていたそうです。四井邸には、様々な自然の仕組みが取り入れられています。人がそこに暮らすことで、より自然が豊かになり、あらゆる生物が共存できるような、自然と寄り添う生き方を実践しています。また、薪小屋も石窯も木の器も、もちろん子どもたちのおもちゃも、道具をそろえて、素材を選んで、自分の手で作ることが多いと四井さん。ようやく辿り着いた自分が自分らしくいられる場所。少しずつ少しずつ手を加え、点と点が結び始めた循環する暮らしを楽しんでいるそうです。日々の暮らしの中で見つける小さな発見に、胸をわくわくさせながら、パーマカルチャーを取り入れた暮らしを提案しています。土や草に触れながら、感じるままに生きることを選択した姿は、人間らしく、とても気持ちが良さそうです。
